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2007年10月15日 (月)

#29 硬派でスタイリッシュな愛しのロック・キッズ “プリテンダーズ”

 当然のことですが音楽には良いものと悪いものがあります。これはなにも音楽に限った話ではありませんが、できれば良いものに出会いたいものです。音楽を聴くとき良いか悪いかも大事なのですが、たいていの場合は好きだというのが基本にあります。聴いていて気持ちがいいから聴くのです。感性があうから好きになるわけですが、それが良いものだと最高ということになります。

The Pretenders(プリテンダーズ)をはじめて聴いたときから私はファンになりました。バンドの持つ雰囲気と音楽性が好きになったのです。つまり私にとってかっこいいバンドであり、曲や音が感性にあったわけです。プリテンダーズはクールでスタイリッシュなのに、甘くせつない哀愁を漂わせていました。といってもそれは湿っぽいものではなく、あくまで乾いていて垢抜けていました。

 それはリード・ヴォーカルでリーダーのChrissie Hynde(クリッシー・ハインド)の個性からくるものなのでしょう。特徴的な声と独特の歌唱法が大きな魅力ですが、楽曲もストレートなロックからメロウなものまで幅広く、どこか憂いを帯びたメロディ・ラインがいちばんの魅力だといえます。クリッシー・ハインドは自然体でありながら毅然としたたたずまいをみせていますが、心の奥に悲しみを仕舞いこんでいるのかもしれません。思えば彼女の人生は劇的で、彼女自身恋多き女性でもありました。

1951年生まれのクリッシー・ハインドはアメリカ出身ですが、20代前半に渡英してロンドンで音楽ライターとして生活を始めます。1978年にプリテンダーズを結成し、1980年にファースト・アルバム『Pretenders(愛しのキッズ)』を発表しヒットさせます。1982年にはThe Kinks(キンクス)Ray Davies(レイ・デイヴィス)とのロマンスの末に娘を出産しますが、それと前後してバンドの結成当初のメンバーである二人を薬物死によって失うことになります。それでもメンバーを再編成しプリテンダーズを続けていきます。その後レイ・デイヴィスとの破局があり、Simple Minds(シンプル・マインズ)Jim Kerr(ジム・カー)との結婚と離婚もありました。そんな紆余曲折を経てもクリッシー・ハインドはプリテンダーズで歌い続けています。

アコースティック・ライヴ・アルバムThe Isle Of You(アイル・オブ・ヴュー)』のライナー・ノーツによれば、彼女はこういっています。

「単純にバンドという形態が好きなの。それにプリテンダーズは決して私ひとりのバンドじゃない。オリジナル・メンバーが作り上げたプリテンダーズの音楽を引き継いでやっていきたいのよ。バンドであり続けるのが私達全員が築きあげたプリテンダーズの音楽に敬意を払うことにつながると思うの」

こうもいいきっています。「ロック・バンドのメンバーは、絶対に観客よりカッコ良くなくちゃいけないっていうのが基本よ!」

根っからのロッカーでバンド好きなのでしょう。硬派な一面もうかがえるコメントです。そして、その言葉どおりに、クールなかっこよさは50才を過ぎたいまもなお健在です。

  

  

  

 

プリテンダーズの“Kid(愛しのキッズ)” は、こちらからご覧になれます。

Kid(The Pretenders)の動画①

Kid(The Pretenders)の動画②

Kid(The Pretenders)の動画③

ミシェル・ブランチとプリテンダーズの“Kid(愛しのキッズ)” は、こちらからご覧になれます。

Kid(Michelle Branch & The Pretenders)の動画

プリテンダーズの“Stop Your Sobbing(ストップ・ユア・ソビン)” は、こちらからご覧になれます。

Stop Your Sobbing(The Pretenders)の動画 ※ The Kinks(キンクス)のカヴァー

プリテンダーズの“Talk Of The Town(トーク・オブ・ザ・タウン)” は、こちらからご覧になれます。

Talk Of The Town(The Pretenders)の動画

プリテンダーズの“2000 Miles(2000マイルズ)” は、こちらからご覧になれます。

2000 Miles(The Pretenders)の動画

プリテンダーズの“Middle Of The Road(ミドル・オブ・ザ・ロード)” は、こちらからご覧になれます。

Middle Of The Road(The Pretenders)の動画

プリテンダーズの“Don't Get Me Wrong(ドント・ゲット・ミー・ロング)” は、こちらからご覧になれます。

Don't Get Me Wrong(The Pretenders)の動画

プリテンダーズの“Brass In Pocket(恋のブラス・イン・ポケット)” は、こちらからご覧になれます。

Brass In Pocket(The Pretenders)の動画①

Brass In Pocket(The Pretenders)の動画②

プリテンダーズの“Creep(クリープ)” は、こちらからご覧になれます。

Creep(The Pretenders)の動画 ※ Radiohead(レディオヘッド)の名曲をカヴァー

プリテンダーズの“The Phone Call(フォン・コール)” は、こちらからご覧になれます。

The Phone Call(The Pretenders)の動画 ※ アンプラグド

プリテンダーズの“I'll Stand By You(スタンド・バイ・ユー)” は、こちらからご覧になれます。

I'll Stand By You(The Pretenders)の動画

クリッシー・ハインドの“Angel Of the Morning(エンジェル・オブ・ザ・モーニング)” は、こちらからご覧になれます。 ※ アメリカの人気TVドラマ“フレンズ”にゲスト出演、60年代の名曲をカヴァー

Angel Of the Morning(Chrissie Hynde)の動画

UB40 & クリッシー・ハインドの“I Got You Babe(アイ・ガット・ユー・ベイブ)” は、こちらからご覧になれます。

I Got You Babe(UB40 & Chrissie Hynde)の動画

UB40 & クリッシー・ハインドの“Breakfast In Bed(ブレックファスト・イン・ベッド)” は、こちらからご覧になれます。

Breakfast In Bed(UB40 & Chrissie Hynde)の動画

  

  

  

  

  

   

   

 

★ 本日の L-O-V-E

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コメント

The Pretenders イイですよね
とはいえワタクシはアルバムGet closeしか
知りませんが。知ったきっかけは当時のツアー
メンバーにThe smithsのギタリストJohnny Marrが
参加してた(レコーディングも参加してたような)からです

黒船さんそのうちにThe smithsも取り上げてくださいね

投稿: dr-z black | 2007年10月17日 (水) 01:35

こんにちは!

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投稿: 30歳の売れないギタリスト | 2007年10月17日 (水) 13:04

dr-z black さん

プリテンダーズお好きでしたか。
ザ・スミスのジョニーマーがツアーに参加していたんですね。
いやー、知りませんでした^^;
ザ・スミスはそんなに詳しくないんであまり自信ありませんが、
書けそうだったらがんばってみるかもしれません^^

投稿: 黒船 | 2007年10月17日 (水) 21:27

30歳の売れないギタリストさん

面白いといっていただき、ありがとうございます。
これからもマイペースですが、がんばりたいと思います。

投稿: 黒船 | 2007年10月17日 (水) 21:31

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