#37 麗しの歌声は青春の輝きとともに “カーペンターズ”
前回は子供のころのことをちょっと書いてみましたが、今回は中学生になったころの話でもしますか。
1973年4月、私は中学生になったばかりでした。入学してまずしなければならないのは、まわりのみんなと同じように坊主頭にし、部活に入ることでした。しかも健康であれば、部活はスポーツでなければなりませんでした。誰にいわれたわけでもないのですが、そういう風潮の時代だったのです。
文化系体質なのに剣道部にはいった私は(笑)、礼儀と上下関係の大切さを徹底的にたたき込まれました。武道の精神である“礼に始まり礼に終わる”ですね。むふ。真夏は防具が汗でカビ臭くなり、真冬の寒稽古は寒くて起きるのがつらく、稽古をさぼると先輩の手荒いしごきが待っていました。竹刀で素振りを何回もしたのでスナップが鍛えられ、のちにドラムを叩くことになったときに少しは役立ったかもしれません。むふふ。辛かった稽古もいま思い返すと懐かしくいい思い出ですね。
私がポップスやロックを本格的に聴きだしたのは、そんな中学生になって間もないころでした。当時の中学生にとって、数少ない楽しみのひとつがAMラジオの深夜放送を聴くことでした。そこから流れてくる洋楽はヒット曲が中心でしたが、知らない世界に触れることに素直に喜びを感じていたような気がします。
そのころAMラジオからよく流れていたのは、Queen(クイーン)、Carpenters(カーペンターズ)、Billy Joel(ビリー・ジョエル)、Olivia Newton-John(オリヴィア・ニュートン・ジョン)といったあたりでしょうか。ヒット曲以外にもいろんなジャンルの名曲がけっこう流れていたような記憶があります。1970年代はロックやポップスが光り輝いていた時代なので、まだ10代だった私がいろんな名曲を聴く機会にめぐまれたのは幸運でした。
私が初めて買った洋楽のLPレコード(アルバム)は、なにを隠そうCarpenters(カーペンターズ)のベスト盤でした。Richard Carpenter(リチャード・カーペンター)とKaren Carpenter(カレン・カーペンター)の兄妹デュオですね。そこには素晴らしいポップスの世界がひろがっていて、なによりも心が安らぐカレンの美しい歌声と二人のコーラスが心地よく響くのでした。
このブログでもいったことがありますが、シンガーの魅力は声だと私は思っています。歌唱力は練習すれば上達するのでしょうが、声は天性のものなのでどうにもなりません。魅力的な歌声をもって生まれてきたカレン・カーペンターも、音楽の神様に選ばれたシンガーのひとりといえるでしょう。
カーペンターズでいちばん好きな曲はなんといっても“Yesterday Once More(イエスタディ・ワンス・モア)”ですね。深夜放送を聴きはじめたころにヒットしたのもありますが、曲がいいですね。
洋楽への入り口の扉を開けた私でしたが、次第によりハードなもの、よりアグレッシヴなものへと音楽志向が移り変わっていきます。いま思えば単なる思い込みなのですが、ポップスやフォークはどこか軟弱なのではないのかと思っていたところがありました。
それは若さゆえの反骨的で枠にはまらないものへの憧れであったのかもしれません。つまりカッコをつけてたわけですね。いつしか私はブリティッシュ・ロックへと傾倒していき、自分でロック・バンドをやるようになっていました。The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)やThe Who(フー)やシーナ&ザ・ロケッツのコピーをよくやっていました。もちろんブリティッシュ・ロックも大好きなんですけどね。ふむ。
1983年2月、もうすぐ22才を迎えようとしていた私は、カレン・カーペンターが拒食症が原因で死亡したという悲報をききました。32才という若すぎる死という無念さもあったのですが、拒食症という言葉の響きが、私にはなんとも痛々しく辛く思えてなりませんでした。
それから長い月日がたちましたが、音源が残っている限りいつまでも聴くことができるのが音楽のよさですね。たまにYou Tubeなどで昔の音楽を誰かれかまわず聴いたりするんですが、当時それほど興味がなかった音楽がけっこうよかったりするんですよ。「これ、以外にええやん。」っていうのが、いっぱいあるんです。いいと思う音楽の幅が確実に拡がってますね。たぶんこれはいいことなのでしょう。
いまでは、「カーペンターズ?ええよねえ、おれは好きやなあ」と自然にいえるようになりました。はは。40代半ばも過ぎ、私もようやく大人になったということでしょうか。まあ、そういうことにしておきましょう。というか、ちょっと大人になるの遅すぎ><
それにしてもカーペンターズ、ええなあ。カレン・カーペンター、ドラムうまいしね。
カーペンターズの“Yesterday Once More(イエスタディ・ワンス・モア)” は、こちらからご覧になれます。
Yesterday Once More(Carpenters)の動画
カーペンターズの“Superstar(スーパースター)” は、こちらからご覧になれます。
Superstar(Carpenters)の動画 ※ Great !
カーペンターズの“Only Yesterday(オンリー・イエスタディ)” は、こちらからご覧になれます。
カーペンターズの“Rainy days and mondays(雨の日と月曜日は)” は、こちらからご覧になれます。
Rainy Days and Mondays(Carpenters)の動画
カーペンターズの“Close To You(遙かなる影)” は、こちらからご覧になれます。
カーペンターズの“Please Mr. Postman(プリーズ・ミスター・ポストマン)” は、こちらからご覧になれます。
Please Mr. Postman(Carpenters)の動画
マーヴェレッツの“Please Mr. Postman(プリーズ・ミスター・ポストマン)” は、こちらからご覧になれます。
Please Mr. Postman(The Marvelettes)の動画
カーペンターズの“Ticket To Ride(涙の乗車券)” は、こちらからご覧になれます。
ビートルズの“Ticket To Ride(涙の乗車券)” は、こちらからご覧になれます。
Ticket To Ride(The Beatles)の動画
カーペンターズの“Solitaire(ソリテア)” は、こちらからご覧になれます。
ニール・セダカの“Solitaire(ソリテア)” は、こちらからご覧になれます。
カーペンターズの“Desperado(デスパラード)” は、こちらからご覧になれます。
イーグルスの“Desperado(デスパラード)” は、こちらからご覧になれます。
カーペンターズの“A Song For You(ア・ソング・フォー・ユー)” は、こちらからご覧になれます。
レオン・ラッセルの“A Song For You(ア・ソング・フォー・ユー)” は、こちらからご覧になれます。
A Song For You(Leon Russell)の動画
カーペンターズの“Top Of The World(トップ・オブ・ザ・ワールド)” は、こちらからご覧になれます。
Top Of The World(Carpenters)の動画
カレン・カーペンターのドラムソ・ロは、こちらからご覧になれます。
★ 本日の L-O-V-E ★
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ナウ・アンド・ゼン アーティスト:カーペンターズ |
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青春の輝き〜ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズ アーティスト:カーペンターズ |
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